やまと(倭)は国のまほろばBlog

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サラリーマン投資観点から考えるトランプ政権のゆくえとアメリカ経済の光と影:光編

年初来投資環境が好転し、株などを投資している方は非常にいい成績を収めていると思います。自分もそうです。

ただ、最近TVなどで伝えられるトランプ政権のゆくえによって株、投信などが大きく影響を受けますが、サラリーマン投資としてどう考え、リスクがあれば対応すべきか考えてゆかないと駄目な気がしています。トランプ政権下のアメリカ経済の光と影と言う事で今現在自分で入手できる情報と仮説につき話してみたいと思います。

まぁ何度も言いますが、あくまでも仮説です。今日は光と影の光の部分のおさらいです

まずトランプ政権下での経済状況ですが、経済的には死角がないとも言えるくらい協調を維持する環境が整っていると思っています。

1.トランプ政権下での2018年アメリカ経済環境

①大型減税政策による企業業績改善

 これは年末来何度か書いていますが、2018年から10年間で約170兆円の大型減税政を実施します。法人税が従来の35%から21%に大幅に減税されます。

特にレパトリ減税とよばれる海外子会社の利益送金への税金優遇は大きな効果をもたらします。2005年の一年間だけ同様の施策が行われましたが、2005年アメリカへの資金還流は前年の816億ドルから2987億ドルへ急増しました。これと同様の事が発生すると見られています。ということで巨額のマネーがアメリカに戻ってくることになります。かつ設備投資減税も行いますので、マネーが集まり、投資も行われる。これらの施策がアメリカの企業業績と株価を押し上げることになるでしょう。

オバマ政権時の政策見直しによる景気拡大について

 トランプ政権発足の現努力となったのは、所謂ラストベルトといわれる地域の白人、中間層の仕事を取り戻す。ということでした。先日TVでもやっていましたが、オバマ政権時の地球温暖化対策で石炭産業などが廃業の憂目にあっていましたが、トランプ政権で息を吹きかえし、好業績、トランプ様様だとインタビューに答えていました。そういった意味では公約を果たし、白人の中間層に希望を抱かせるような状況になってきています。

ユダヤ人との連携及び軍事産業との蜜月

 アマリカのみならず世界中の金融界はユダヤ人が牛耳っている。というのは、まぁ当たり前すぎる当然の事ですが、娘婿以外にもエルサレムを首都と認める。といった事含めトランプ個人・政権とユダヤ人との間で蜜月的な関係が構築されていることは間違いありません。ということはアメリカ金融界は、トランプ政権を支えますまし。何より株価が上がっていますからウォール街の面々はトランプ様様といったところでしょう。

北朝鮮問題や中国への対抗策としてトランプ政権はアメリカの国防を強化しようとしていますし、日本や台湾にミサイル等を買ってもらっている。その意味では軍・軍事産業としてもトランプ政権を支えてゆくことになります。

④アングラマネー撲滅によるアメリカへのマネー還流

 これは余り報道されていませんが、世界中で企業、大金持ちの脱税=タックスヘブン脱税が問題となっており、アメリカでは毎年1000億ドルの税収を失ってきたとされたいます。ただ2014年からそれを統制する法案(FATCA)が施行されています。

全ての外国金融機関に対し、アメリカの納税者が有する5万ドル以上の資産について、これをすべて米内国歳入庁に報告するよう義務付けられ、タックスヘブン脱税が出来なくなりました。ここら辺の話は藤井厳喜さんのアングラマネーと言う本に詳しく説明されています。興味のある方は一読下さい。

これは上記①の施策とともにアメリカにマネーを戻すことになり、株価アップの要因となってゆくことになります。

⑤ラストベルト地帯の復活

 トランプ政策の目玉は、アメリカの中間層と言われてきた人たち、特にラストベルトと呼ばれる地域の産業を復活させることでした。それに関しては先日もTVで報道されていましたが、パリ協定からの脱退により、石炭鉱山が活況を呈するなど、国内産業的には復活を遂げつつあります。

⑥アメリカ経済の見通しとトランプ政権見通し

 上記①~⑤までの施策を考えると、理論的にはアメリカ経済は少なくとも今年から2、3年?は好況を呈さざるを得ないことになります。ラストベルト地域含めた白人中間層の支持は益々高まり、所謂WASPの夢再来といった風潮になってゆくのではないでしょうか。

マネーがアメリカに還流し、株価は上がる、インフラ対策として金利が上がり、その結果ドル高円安を招く可能性がある。その時は、日本の輸出産業中心に業績が向上し、株価もあがりますし、そもそもアメリカのマネーが投資先を探し、世界中で株価アップを招く可能性がある。のではないかと思っています。

これがトランプ政権下でのアメリカ経済の光と影の光の部分です。日本国内での投資に関しても投資環境は非常にいいはず。と現状では言えると考えています。

2.(追記)とはいえ現在の円高について

 トランプ政権下のアメリカ経済については理屈的には上記のようなものではないかと思っています。が、昨年末からジリジリと円高になり、どうにも理屈に合わない。

これはやはり北朝鮮との有事がからんでいるのかな。と思っています。

何故なら金(ゴールド)価格が12月半ばには4950円/g程度でしたが、それがジリジリと上がり今は、5100円/g程度です。有事が発生する可能性がある。その時は日本は影響がなく、安全な資産としての円を買う。ともに有事の金(ゴールド)を買う。という動きなのかもしれないな。と思っていますが、円高は日本経済にとって大きな影響を与える要因ですから、アメリカ経済と共に注視してゆかざるを得ないと思います。

まぁアメリカでの大型減税による効果と有事の可能性の中で、リスクが発生しそうな時には即対応しなければなりません。

経済的には盤石のように見えるトランプ政権ですが、ではそこにリスクはないのか?

それが光と影の影の部分となります。これについては次回とします。