やまと(倭)は国のまほろばBlog

美しい国日本を守るため歴史、経済、政治面から社会についての思想的考察を行います

2018年日本経済の予想とサラリーマン投資戦略

1/4にアメリカの景気と投資戦略につき書きましたが、今日は2018年の日本経済の予測とサラリーマンにとっての投資戦略につき書いてみたいと思います。

何度も言っていますが、ここで書いていることは、自ら考え投資している内容ですので、あくまでも個人的なノウハウ、考え方であることを前提に、参考にして下さい。

1.日本経済の俯瞰と企業の仕組みの変更

  先日2018年のアメリカ経済見通しの仮説につき書きましたが、その影響は日本経済にも及びます。まずアメリカに金(money)が流れ込み、金利が上がる。

そうするとドル高円安を招く可能性があります。日本の輸出企業にとっては業績が良くなることになります。加えて、成長するパターンに当てはまる企業は、業績を伸ばし株価も上昇してゆくでしょう。

ここで重々認識してゆかなければならないことは、日本経済と企業の関係という仕組みが変わっているということです。

企業業績と国内経済とが連動しているか?というと、もうとっくにそんな連動はありません。その意味では日本の企業形態もアメリカ型になったという認識を持つことが必要です。

今まで何度も言ってきていますが、企業業績は上がるが実質賃金は10年ほど殆ど伸びていない。これは企業において非正規雇用が増えている事と、業績連動で賃金が上がるのではなく、個人的な目標の達成度合いで賃金が決まるというアメリカ型企業構造になっているからです。いい悪いを別にしてそうなっています。

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

 昨年来企業収益がいいし、株価も上がっている。でも日本のGDPは需要が不足し、殆ど伸びてきていませんし、実生活的には苦しくなってきている家庭が多くなっているのではないでしょうか?それは上記のような仕組みの変化によるものです。

つまり日本の企業に投資する場合のポイントは、

①アメリカ型の企業の仕組みを構築しつつある企業(仕組みの変更に対応)であり

②かつ成長分野にいる企業へ投資する。

ことが間違いのない投資が間違いないことになります。

個人的には、こういった流れが正しいと思わない部分もありますが、実際そうなっているのは確かです。

例えば、現在世界的に電気自動車の潮流が大きくなっていますが、日産は他社に先駆けこの分野で開発をリードしてきている。電気自動車になってゆくと国内の雇用がどんどん減ってゆくという事を理解しながらもです。一方トヨタはどう見ても出遅れている。トヨタ生産方式と愛知県を中心とする雇用の問題を意識して?ということなのでしょうか。まぁこういったケースです。日産がアメリカ型の企業としての事例と言う事は、よくお分かりですね?

その企業がアメリカ型になっているかどうかを判断する基準は簡単です。ここ数年で企業業績を大幅にアップしてきている企業は、間違いなく大幅なリストラ(ノンコア事業の売却、人員削減等)をやっているからです。一つの判断機銃です。 

2.日本国内で成長パターンに当てはまるケース

 日本経済と企業の関係が変わっている中でサラリーマンは、自分の生活、資産を守ってゆかなければなりません。いい悪いはともかく少しでもリスクが少なく、成長する所へ投資し、生活を豊かにしなければなりません(この行動パターンも完全にアメリカ型になっていますよね(笑))。

上記の全体的な仕組みの変化に加え、アメリカを中心とした投資家が投資先として有望だと思うような国内企業はどこか。という事がお題になります。

(1)製品代替による成長パターン

 まず製品代替としての成長パターンは、やはり電気自動車関係でしょう。既に各社ともにスタートを切っていますが、その動きに差があり、動きが速い所に優位性があることは間違いない。電気自動車そのものの組み立て、販売に関しては上記にちょっと書きました。

とはいえ電気自動車は最終的に走るPCになってゆき、自動運転等のソフトを統御するOSをどこが握るかが一番のポイントで、そこはアメリカの企業が握る。

というのが自分の持論です。現在好調な日本の自動車メーカーは、今後苦境に立たされるというのが個人的な見立てです。

国を挙げ、これらに対応せぬと日本の産業構造全体に大きな影響が出る。と言ってきましたが、電気自動車そのものに案してはテスラ含めある意味もう勝負あった。という感じではないでしょうか。

ただ日本企業としては世界に優位性が残っている、モーター、電子部品といった企業が今後も好調で、投資先として今後も有望でしょうね。既に電池関係の技術者は国内企業においても海外企業からの引き抜きが起こり、人材枯渇状態だという話を先日も聞きました。電子部品関係については以前書いた下記記事を参考にしてもらえばいいかと思います。

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

 ハード的な製品代替というパターンではありませんが、AIとの連動、又人手不足対応含めたロボット産業も日本の技術に優位性があり、今後も伸びる分野と思います。これらは技術的にも優位性がありかつ輸出企業でもありますから業績もいいし、投資先としても有望と判断されるでしょう。

FA向けとしてのロボットのみならず、日本では様々なロボットが開発、販売されています。回転すしの握りを握るロボットとか、所謂人手不足としてのそれは、今後間違いなく伸びてゆく分野でもあります。国内でロボット、FAといった分野を手掛けている所はまだそんなに多くはありませんので、調べるとよく分かります。

かつ日本企業がアメリカ型のマネジメントを取ってゆくなかで、日本全体の雇用環境がすっかり変わってきています。これも一つの仕組みの変化といっていいでしょう。

人材紹介、ヘッドハンティングといった分野が今後も伸び続けてゆく事は間違いありません。実際皆さんもビズリーチとか、Indeedとか言った会社のコマーシャルを見たことがあると思いますが、こういった人材紹介の会社がコマーシャルを打つのですから、日本の雇用環境は変わったと言わざるを得ませんし、変わっています。

こういった企業は、国内ではまだ小さな所が多いですが、これから伸びることを考えると有望な分野ですし、企業として拡大してゆく可能性は高い。

ちなみに小生も数年前に個人的なヘッドハンティング話の中で、この業界の人と話をしましたが、間違いなく需要はあり、儲かっている。と言っていました(笑)。

(2)累積型サービスパターンとしての成長

 日本国内において累積型サービス企業は、その契約数が伸び続ける限り成長を続けてゆくことになります。但しそういった分野は非常においしい分野であり、今まで独占してきた企業に割り込んで、そこの市場のシェアを取ってゆこうとする企業が現れてきます。例えばエレベーターの保守などは今まで大手メーカーの独占でしたが、ジャパンエレベーターという会社が安値で業績を大幅に伸ばして来ています。

こういった累積型サービスの分野は、調べると結構あります。又そこでエレベーターの事例の様に市場の変化が起きている場合もある。皆さんもよく検討下さい。

あとはサービス型事業を展開しながら、アメリカ等へ積極的に投資し、打って出ているような企業はアメリカ経済の伸長と共に株価を伸ばしてゆく事になるでしょう。自分的にはここの所が一番狙いめ?なのではないかと仕込んでいます。

こういった企業も四季報を読み込んでゆくと発見できますので、よく検討下さい。

又前回も書きましたが、AIを駆使した分析を行う事は企業と企業のエクスクルーシブな関係を構築し、ある意味累積型サービスとなります日本の企業でAIを利用し、他の企業の生産性を高めているようなソリューションビジネスを展開している企業も散見されてきました。ここは、アメリカとの関係は、希薄ですがBtoBビジネスということで業績も良く、事業拡大が図られることになります。 こういった企業は元々コンピュータメイカーが転身していますが、それだけでも大体わかってしまいますね(笑)。どこが一番業績拡大の可能性が高いかは、業態とアメリカ型構造になっているかで判断下さい

2.日本経済全体の停滞

 円安によって輸出企業の業績は向上しますが、トヨタを始めとした自動車産業の凋落の傾向が出てくる?かつ2018年から始まるタバコや諸々の増税により個人消費は伸びず、日本経済全体は、停滞の様相を示すでしょう。

そういった意味では今年株価は日経平均で3万円を超えるとか景気のいい話が聞こえてきますが、まだら模様的に株価が上がる企業は多々あるものの日経平均が3万円になるとは全く思えません。
日本全体を考えると、日本は”買い”には到底ならない。投資的するならまだ中国の方が可能性がある。というのが世界的な見方ではないかと思います。日経平均的には2万4、5千円程度まで行けば。と思います。

安倍さんが、いくら賃上げを要求しても現状の政策では景気回復にはならないと思います。既に年明け小麦、業務用ビールなどの値上げが発表されましたが、上記増税のアナウンスと共に家庭の財布のひもはますます締まってきているのではないでしょうか?

こういった事は主婦に聞くのが一番です。皆さんの家でも奥さんが、ぼやいているのではないかと思います。確認ください。国全体の経済と企業収益が連動しない。既にそういった時代になっているということは重要なポイントです。

今日も少し書きすぎました疲れました。ここらへんで終わりますが皆さん良く考え、自分の資産を守っていって下さい。