やまと(倭)は国のまほろばBlog

美しい国日本を守るため歴史、経済、政治面から社会についての思想的考察を行います

サラリーマン投資の鉄則1:まず成長する分野を見定める事

ここ2回ばかりサラリーマンが投資する際のポイントなどについて書いていますが、じゃぁビットコインは?もっと詳しく教えて。とか周りから言われますので、もう少しだけ続けてみます。本来このブログは日本を社会思想的に考える事が趣旨なので、ちと趣旨と 違いますが、日本を社会思想的に考える事の裏返しが、日本を取り巻く経済、政治の状況とか国内問題への対応について考えるという事でもあるので今まで書いたものも含め、自分なりのノウハウ、個人的意見を述べてみたいと思います。

まず投資に関しては、前回も書きましたがある程度長期に渡り、少しずつでも価格が上がる物=成長する分野に投資しなければなりません。それに加え、大切なサラリーマンの資産ですから損もしたくはありません。

まず考えなければならないのは、成長する分野とは何か?もっと具体的に言うと、成長するという事のパターンを掴むことです。

そのパターンとは、①今まで無かった新製品や仕組みといった場合の他に、②仕組みの変更、製品代替といった形での新たな成長といったパターンがあるという事を知らなけrればなりません。①の今まで無かった仕組みや製品と言ったものは現在殆どありませんので②のパターンをよく理解することが大切です。

こういう成長する分野でどうリスクを回避しつつ投資するか。

まず仕組みの変更、製品代替といった形での成長のパターンを述べてみたいと思います

1.仕組みの変更による国の成長

前回も書きましたが、アメリカは今回の税制改革によって又新たな成長ステージに入る可能性が高い。

何故そうなのか?というとアメリカにおいては、企業減税を行う事で国内景気と雇用を創出する必要がある一方、金(money)を回し、株を上げて国民の生活(一部の金持ちの為でもあるが)を支えてゆくしかない。

その意味でここ数年アメリカが躍起になってやってきた事は、タックスヘブン問題の撲滅とアメリカから脱出し税金も払わない企業を国内に戻すということです。

タックスヘブン問題に関する解決としては、2014年からFATCA(外国王座税法順守法)を施行させ、個人、企業のタックスヘブン脱税を非合法としています。これは藤井厳喜さんのにタックスヘブンという本に詳述されています。これによってアメリカの企業もタックスヘブンで法人税逃れをすることが出来なくなりました。加えて今回の税制改革で、法人税が減税となり170兆円の効果をもたらすと言われていますし、かつ海外に保留されている利益に税金がかからないとないとすると、それらが全て戻ると280兆円とか。アメリカには金(money)がジャブジャブ流れ込む事になり、来年度以降景気は一段と上向きになってゆくはずです。

このように仕組みを変えることによって、金の流れを変え、成長してゆくという事も成長の一つの形として理解してゆかなければなりません。

アメリカは当面新たな成長に入ったと考えてもいいと思います。これによってインフレ抑制の為に金利は上がる。そしてそれが益々金を呼び込むことになる。と共にドル高を招き、日本にとっては円安を招く可能性が高くなります。

こういったケースは、中国の一帯一路戦略なども同様ですが、これはそもそも中国国内の余剰人員対策とインフラ整備と称した、一種の占領戦略であり、中国企業の品質の悪さもあって成功するとは思えません。まぁアフリカ諸国などお金がなくても中国がインフラ投資をしてくれるということで歓迎するような国は別ですが、そういった国においても投資によって経済が活性化されると思ったら、工事含め全て中国人が請け負い、その国には全くお金が落ちないということで問題になっています。かつ確か2015年を境に中国の生産人口は減少を始めています。その意味でも今まで人口増によってコストが安く、輸出品を作ってきた中国経済は伸びるとは思えません。その意味でも中国を取り巻く仕組みも変わってしまっているという事です。中国は全く”買い”にはなりません

コモディティ(商品)といった意味では、穀物とかプロが手掛けるような投資に関しては知見がありませんし、投資もしていませんので分かりません。が、金(gold)に関しては、アメリカの金利が上がることによって価格が下落するということになるのが理屈です。但し前回も書きましたが、北朝鮮問題がグレーのままだと現在の価格を維持するという株高、金高というパターンが続くかもしれません。

アメリカと中国の動きを見ていると、トランプ大統領がいみじくも言っているように、その国の国益をあからさまに出し、政経一体で物事を進めています。これについては別に記述しますが、国と国とがぶつかる経済戦争というべきものが既に始まっているという事を十分認識することが必要です。アメリカ、中国の一帯一路、あとはEUのドイツですが、ドイツは移民政策の誤りで今後国内が乱れ、やはりアメリカ一強が続きてゆく可能性が高い。ではその時、日本は大丈夫なのか?どう対処すべきかはまた別途。

国と言った意味でも、中国は成長が鈍化していますし、どんどん伸びるハード製品というのも今後始まる電気自動車位?その意味ではフロンティアは無くなり、それこそ国と国がガチンコで世界の市場で競争することになりますね。

2.製品代替による製品成長のパターン

次に産業分野で言えば、これから伸びてゆくという意味で分かりやすいのは電気自動車でしょうか。製品と言う意味で成長するケースは、何もない所から、人力を効率化する為に発明された電化製品例えば、洗濯機のようなケースもありますが、現在そういったフロンティア的な分野はあまり残っていません。

今までの製品の機能・性能をガラッと変え、ある意味新しい製品として生まれ変わらせ、成長してゆく。それが製品代替という成長するパターンです

そういった意味では電気自動車は、ガソリンエンジンからモーターを中心とした構造に変わり、産業構造的にも全く違った成長が見込まれます(もちろん従来の分野は衰退してゆく)。それの中核となるモーターや、従来から強い日本の電子部品関係は伸び続ける可能性が高い。

が一方今まで何度も言っていますが、車は走るPC、スマホといった物になる。そしてそこではソフトを制御したり、自動運転を行うOS(オペレーションシステム)を牛耳る所が必ず出てくるはず(PCにおけるマイクロソフトのように)。それを見極めることがポイントです。それについては下記を読んでいただくとよくわかるでしょう

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

ちなみにこれも以前書きましたが、スマホなどは全く新しい製品としてもてはやされ、今まで急速に伸びてきていますが、これは今までの製品、例えばTV、電話、PCといった機能をパーソナル的に集約した機器と言えばそれに過ぎない。アプライアンスの分野ではバジネスユースからパーソナルユースに必ず展開され、それが又成長を生み出すことにもなる。ということも成長するパターンの一つとして良く理解すると未来が予測できるでしょう。スマホに続くパーソナル機器に何があるのか?AIスピーカーはその一つともいえるでしょうね。

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

3.老朽化対策としてのインフラ整備(古いインフラの置き換え(代替))としての成長パターン

あと伸びる産業分野という事では、やはり一つにはインフラ整備関係は今後伸びてゆく分野の一つとして考えられます。アメリカ、日本など1940~50年代に橋梁、高速道路などの大幅投資を行ってきましたが、大幅なメンテナンスが必要な時期でもあります。国内で地方に行くと老朽化された橋が使用禁止になり、今まで使っていた道路が使えなくなっていたといったケースに遭遇された方もいるかと思います。

都内でも開かずの踏切多作、高架化などまだまだ投資すべき所は多い。これらは生活を守るという意味でもせざるを得ない分野でもありますし、従来の物を置きかえるという意味では一緒の代替トイウ「パターンですので、公共投資といった意味で、その動きをよくウオッチし、それに関連する企業の成長と業績を考えるといいと思います。

4.累積型サービスとしての企業の成長パターン

これも前回記述しましたが、一時的な景気に左右されることなく企業の売上と利益が上がってゆくパターンがあります。それが累積型サービス企業のパターンです。

具体的にはどういった企業の事を指すのか?と言うなら、一つだけ具体例挙げますと、エレベーターを製造・販売するような企業がそれに当たります。オーチスというのが世界で一番大きなエレベーターメーカーですが、この企業はエレベーターを売ることで巨額の利益を得ているわけではありません。一台一台の定期的メンテナンスがその利益の源泉です。ハードを入れ、そのメンテナンス契約も結んでもらえば、エレベーターを入れる累積量に比例してメンテナンスといったサービスの契約も増え、利益が雪だるま式に増えてゆくことになります。

これは余り気づかれていませんが、リスクも少なく利益があがるパターンの一つと言えるでしょう。

以上今年色々書いたブログの裏返し的にサラリーマンが投資する為の成長分野の見極めに関して述べてきました。何度も繰り返しますが、これらはあくまでも個人的な意見ですので、いい意味で参考にしていただき、皆さんなりに考えてみてください。

あとはこういった総論としての成長分野において、具体的にどういった所にリスクなく投資するかですが、それに関しては次回サラリーマン投資の鉄則2という形で述べたいと思います。今回はちと書きすぎましたので、少々疲れました。次回は年明け4日にブログアップの予定ですのでしばらくお休みです。

 

皆さん良い年を迎えてください。