やまと(倭)は国のまほろばBlog

美しい国日本を守るため歴史、経済、政治面から社会についての思想的考察を行います

2018年アメリカでの減税による経済影響と投資戦略について

22日午前中にトランプ政権の目玉とも言うべき大減税法案(税制改革法案)が可決されました。この内容は日本の新聞でも報道されましたが、アメリカ経済にとっては非常に大きな効果をもたらします。個人的に今までずっと投資をしてきていますが、今回初めて来年の投資戦略につきお話ししようと思います。

 まずは税制改革法案の中身ですが、大きく行って3つ。これは既に色々な所でも報道されています

1.法人税率を現行の35%から21%に減税する。アメリカはこの他に州での法人税がありますが、この措置により例えばカリフォルニア州では現在40.75%の法人税が27.98%となり、日本の29%より低くなる

2.個人の所得税最高税率が39.6%から37%に減税される

3.アメリカの企業が海外子会社から受け取った配当金に課税しない措置 

というものです。

これらによる影響ですが、まずはアメリカ国内で法人税の減税により様々な企業の業績が向上し、株価も向上するでしょう。減税効果は約170兆円と巨額ですあり、その為アメリカ経済においては、全体的に企業業績が上がり、株などは上がる一方で、インフラ防止の為に金利を上げ続ける事になると思います。金利を上げるとドル高になるわけで、自動車を中心とする輸出産業等は厳しくなりますが、減税によってやはり業績は向上する。

金利を上げるとアメリカに益々金(money)がアメリカに戻り、株価を吊り上げることになる。その意味では、来年アメリカ株に投資することは理にかなった事になります。投資信託、現物株ともに上がってゆくのではないでしょうか。加えて3で書いた海外子会社から受け取る配当金に課税しないことになると、企業が海外にためている配当金がアメリカ国内に還流され、株などの投資に使われる可能性も指摘されています。その金額は280兆円とか。

アメリカで金(money)がジャブジャブ回ることになります。まぁ一種のバブル状態になってゆく可能性があります。

一方、金利が上がると金(ゴールド)価格は下がる事になりますが、北朝鮮問題が落ち着くかどうか。アメリカ軍事産業の為にダラダラした状況を続けるとしたら、現在の様に株高、金高の状況が続きますが、金の価格は今よりは下がってゆくべきと考えるべきだと思います。どう考えても金と株が同時に高値をつけ続けてゆく事は理屈に合わない。

日本に対する影響ですが、アメリカの金利が上がる事により、今以上の円安を引き起こし、輸出企業の業績が上がる一方で、円安によりスーパー等輸入が必要な企業の業績が厳しくなります。と共に日常品の価格、例えばバターとか小麦とかが上がり、庶民の生活は苦しさを増す事になるでしょう。

国内株を中心とした戦略は、輸出産業向けに投資する事が正しいし、アメリカでの金余りが一部は、日本株などへの投資を引き起こす事になりますので、いわゆるグローバル企業の株は上がってゆく事になります。海外投資家が投資するような株、投資信託などを仕込むといいのではないでしょうか。

そういった意味では、日本の経済全体は個人的、又一般的には景気がいいとは感じられないが、景況感無き好況が続く事になるでしょう。その意味でもアメリカ型の社会になってきているということですね。投資に関してもその点を認識することが大切だと思います。では皆さん自己責任の範囲で頑張って下さい