やまと(倭)は国のまほろばBlog

美しい国日本を守るため歴史、経済、政治面から社会についての思想的考察を行います

貧乏で田舎な国日本、中国人観光客の本音から見る日本の現実

ダイヤモンドの記事に中国人観光客の本音と言うものが掲載されていたので読みましたが、ある意味で日本人の思い込みを覆す、興味あるものでした。

その思い込みとは、日本がまだ中国より豊かで先進国である。と言う事ともう一つは、中国人は日本に憧れて来ている。と言う事です。日本>中国といった認識と言っても差し支えないかと思います。

diamond.jp

 

ただこの記事を読むと良く分かりますが、現在中国人は日本が都会だと思ってもいないし、先進的だとも思っていない。

確かに中国と日本を経済的に比べると沿岸部の上海、広州などはもう東京以上に都会です。私も今迄50回以上中国に出張していますが、これは間違いない現実です。

2000年初頭位までは上海も田舎でしたが、今は摩天楼が聳える大都会ですし、どんどん開発が進んでいる。又食事、飲みに行っても銀座以上に高かったりするし、料理も高級な物が次々と運ばれる。中国のお金持ちは、日本とスケールが違い本当にお金をもっています。これも事実です。

以前、中国の顧客を銀座の懐石料理に連れてゆきましたが、日本人はケチでちょっとの料理しか出さない。お腹を少し膨らましてゆかないと腹が減ってしまうと言いふらされ、困った事がありました。

観光地と言う意味でも、小生も中国の色々な所に連れて行ってもらいましたが、スケールが違う。西湖、万里の長城、土楼などなど。大阪城などを見てもポツンとある城の何が凄いのか?と思うでしょうね。
ま、スケールが違うからと言って中国の観光地に感動するかと言うと感性の違いか、全く感動しませんが(笑)

自分もしばらく前から上海から帰国するたびに、成田から都内に向かう電車から見るひなびた風景、停滞?さに寂しさを感じていた次第です。特に地方都市などに行くとその衰退ぶりは甚だしく、建物も古いし、駅の周りには何もなかったりする。

そういった意味では経時的には中国沿岸部のある程度の人たちは既に日本人よりお金持ちになっている事は間違いない事実で、それを自覚しなければなりません。

技術的先進性と言う意味でもアリペイ以外にもW iFiはどこでも当たり前だし、世界中の華僑と繋がっていると言う意味でも中国は日本より進んでいる部分がある。

こう言った事は、きちんと認識しておかないと間違ってしまいます。日本が常に進んでいる。素晴らしい国だと思いこむのは国民として正しいかもしれませんが、客観的に事実を認識することは大切でしょう。

 

では何故中国人は日本に来るのか?それは一つには観光地の一つとして、近い、安い所に来る。の事が一つと買い物(品質)の問題なのでしょう。それ以外、中国人の興味を引くものは余りないと思います。記事に書かれていますが、正に昔のような田舎を見に来ると言う感覚かもしれません。

では我々日本人はこれからどう振る舞ってゆくべきか?

まずは日本が一番豊かで先進的であるといった思い込みを捨て、虚心坦懐に周りを見てみる。認識することから始め、そして経済的な豊かさをこれからも求めてゆくなら、まだ競争力ある産業を中心に守り、育成、拡大してゆく。これが大切

と共に、経済では測れない、文化や伝統というものやを守ってゆく。それは日本人の心とも言うべき、清潔、正直、互助互譲といったものでしょうか。又京都や奈良と言った古都の街並みとか。文化や伝統は本当に長年の積み重ねで醸成されるのものであり、そうやすとまねが出来るものではないのは確かです。

中国などに対しては既に貧乏な国日本かもしれませんが、それを虚心坦懐に認め、新しい形としての国つくりを考えてゆく時期なのではないでしょうか