やまと(倭)は国のまほろばBlog

美しい国日本を守るため歴史、経済、政治面から社会についての思想的考察を行います

物価高と増税で生活は益々苦しくなる!景気回復を妨げるチグハグな政策をやめよ

ここしばらく来年度に向けた増税の話が新聞紙上を賑わしています。

年収800~900万の人に対する所得税増税、たばこ税の増税等です。政府が発表する経済報告では景気は緩やかに回復状況にある。雇用も人不足が甚だしいということになっていますが、本当にそうなんでしょうか?

  1. 国内景気は本当に回復している?  まずは国内景気が本当に回復しているのかということを検証してみたいと思います。 GDPの伸びは内閣府の11月報告によると07-09月で前年比0.3%の増(年率1.4%)となっています。がそれはトランプ大統領が就任してからアメリカの株価があがり、円安に振れたことで日本の企業収益が上がり、株価も上がっているということであり本当の意味で日本経済が回復しているという状況ではない。ことを認識すべきです。実際にはGDPギャップは2009年から2016年まで殆どマイナスの時期が続いており、消費が停滞して景気が良くなっていない。2017年になって第二四半期に0.4、第三四半期に0.5ポイントプラスに転じていますが、今までずっとマイナスであったことを考えると本当にまだまだ弱いものですし、円安などの原因もあってそうなっているということをよく吟味しないとなりません。GDPが伸びない原因は消費不足です。
  2. 国民生活はどうなっているのか? 一方国民生活においては、今年になり円安の為物価はジリジリと上がっています。10月には鰹節が10%超値上がりし、オリーブオイル、食用油も10月以降10%ほど値上がり。電気。ガス代は7月から、家庭用小麦粉は7月、トイレットペーパーも5月から値上がりし、かつ今年の天候不順で野菜が高騰し、皆さんの家庭においても奥さんが野菜が高い、何が高くなったとう毎日大変な状況を聞かされていると思います。以前下記の記事でも書きましてが、実質賃金はここ10年ほど上がっていない。そんな中、物価はジリジリと上がっており、国民生活は本当に苦しくなるばかりです。

     

    ymahoroba.hatenablog.com

  3. 企業業績と株価について 今年に入り、確かに企業収益は向上し、まつ株価も上昇しています。株を持っている人などは含み資産も増え、景気が良くなっていると感じているのは確かです。ただこれも上で述べたように円安と世界的な株高につられて上昇している部分が多く、日本企業自体が画期的に力つけたということではないと思います。勿論、実質賃金を抑え、グローバリズムに対応できている一部の企業は業績があがってきていることは否定しませんが。今までも何度か言っているように、企業収支が賃金にダイレクトに反映せず、非正規雇用が続いている中ではGDPの6割を占める個人消費が上がるわけもない。
    未曽有の金融政策で日銀が国債を買いまくっていますが、インフレになる兆しは全くありません。逆に円安で上に述べたように物価が上がり、生活がどんどん苦しくなるばかりです。
  4. 増税?本当にそれが正しいの? そんな中来年度からの増税、又医療報酬の引き下げ等を打ち出すということは、それでなくとも弱い消費の動きにブレーキをかけ、財布のひもをしっかり締めなくては。というマインドになってゆくでしょうし、皆さんの家庭でも奥さんがそういっているのではないでしょうか?(少なくともうちの女房はそういっています) 

そもそも景気が上がらない理由は何なのか?又現在株価が上がっている事は日本の景気、企業の力がついた結果のなのか?とうことを総括しなければ本当に日本経済が拡幅しているかどうかは判断できません。今の状態は決して景気が強く回復している状況ではなく、それに水をさしてしまうと取り返しがつかなくなる可能性があります。では何をすべきか。大規模な財政投資をし、世の中にお金をどんどん回す。かつ実質賃金を上げるといったことを必死でやってゆくことが必要だと思います。景気をとよく回復したいのか、なんなのかわかの分からない政策はもうやめにすべきです。