やまと(倭)は国のまほろばBlog

美しい国日本を守るため歴史、経済、政治面から社会についての思想的考察を行います

グローバリズム、OS見えない仕組みが世界を握る

グローバリズムというイデオロギー、OSという機器に組込まれたソフトなど、現在世界中でスタンダード、当たり前と考えられている物につき今まで書いてきましたが、これら見えない仕組みが世界を握っています。

グローバリズムというものに乗り遅れると自国の経済が取り残され、停滞するといった思い込みからアメリカに都合のいいように日本の仕組みを変え、逆に産業の衰退を招いたり、パソコン、携帯電話といった機器のOSをアメリカが握り、世界中の国がそれを使わざるを得なくなり、アップル、Googleといった企業が独占してしまったりしています。そういった見えない仕組みが世界を握っているのです。

いい悪いを別として現実的にそうなっています。

 

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

そしてそれは決して自然に出来たものではなく、意図されて作り上げられて来ています従来当たり前と考えられてきた仕組みや考え方を変え、そこでメインプレーヤーになろうとする試みは、ある意味自らパラダイムシフトを起こし、新しい世界を作り上げてゆく行動といってもいいかもしれません。

こういった事、特に世界を見据えて新しいパラダイムを作り上げようといった発想は残念ながら日本の産業界及び人材にはありません(科学分野ではノーベル賞をもらった先人が多くいますが)。

世界中で既に物余りになり、かつ物作りでは日本に優位性がある中で、アメリカや欧州といった先進国では、物を作り、売ってゆくより仕組み、仕掛けを変えて自分の国の産業に有利に誘導させることが一番効果もあり、早道となります。こういった事を我々も良く理解し、対応してゆく必要があります。今本当に考え、対応しなければならないものは下図のようなものでしょうか。

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・日本のみならず、世界的にもグローバリズムというイデオロギーが主流になっていますが、ここで正に枠組みの変更が起ころうとしています。

これについては今まで言ってきていますが、従来のグローバリズムから国民国家を中心とした自由貿易というように大きく変わろうとしています。アメリカ、イギリスなどは自国にとって都合のいい貿易という物は残しつつ、移民が入り国内の雇用を減少させないようにしようにするという意味では、この大きな枠の中から半分脱出しようとしています。

 

ymahoroba.hatenablog.com

 

・次に考えなければならないのは、サイバー、IOT関連の進展による製品代替、新ビジネスの到来が急速に進展しているということです。第四次産業革命とか言われているものです。例えば電気自動車は、これからIOTの仕組みの中で動いて行くし、AIスピーカーなども家庭の中の機器を繋げ、新しい生活を提案する。こういった中で日本の産業はどう立ち向かうのかというのは本当に大きな課題です。

まずはこういった状況をきちんと認識し進んでゆかなければなりませんが、IOTといった世界でのビジネスにおいては、前述したようにOSを握ろうなどとは考えずに、今まで培った技術力のある部品ビジネスを磨くということと、国と国とが貿易という形で国益を求める時代になった現在、日本もそれに対応してゆかなければなりません。

安直にその流れに乗っては世界中の国を相手にすることになり今までの20年間に見られるようにどんどん企業が淘汰されて行ってしまいます。日本の強いところ、文化として培ってきた部分を熟慮し、それに対応してゆくという知恵が現在ますます大切です。

加えて中国、韓国が仕掛けてきている歴史問題特に中国が淡々と狙うアジアでの覇権に対して日本は毅然とした態度をとると共に、自らのスタンスを明確に示す必要があります。これに関しては又違った大きな問題ですが、又別途。

 

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